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憎みつつ…親のスネをかじりたい

こんにちは。

 

今日は親のすねをかじりたい人

について書いてみます。


 

辞書によると

【親の脛齧り(おやのすねかじり)】

― 子が独立して生活できず、親に養ってもらっていること。また、その人。

 

〔語源〕

「脛」は、労働によって金を生み出す元という象徴的な意味を持つ語といわれ、その「脛」を子供が齧り取るということ。

 

 

何らかの理由で働く事が難しい

働きたいが働けない

自分の夢を叶える為に今は親の援助を受けている

 

各々、色々な事情があるので

一概に親のすねかじりが

悪い事だとは思いません。

 

親側もすねをかじらせるだけの

経済力もあるから成り立つ関係です。

 

 

ただ、問題があるとしたら

親へ恨みがあったり

親への復讐心から

「一生、すねをかじってやる!」と

ガリガリとかじっている場合。

 

強い憎しみを持ちながら甘えている

 

そういう状態の時でしょうか。

 

 

 

もちろん、親に恨みを抱いたり

復讐を考えるようになった、

そこに至るまでの親子関係があります。

 

だから

親のすねをかじって何が悪い!と

イライラしたり、怒りが湧いてきたり

モヤモヤする人もいるかもしれません。

 

 

でも・・・

ここで「すねをかじっている人」が

考える必要があるのは

「自分はずっとこのまま

一生親のすねを

かじり続ける人生でいいのか」という点。

 

●第1に

大体の場合、親は先に逝く。

親が先に逝ってしまった場合

あなたはどうなるのでしょう?

「一生」かじり続ける事は出来るのか?

 

●第2に

「親」というすねは

一見、甘くて美味しいように思えるけれど

 

人生には、本当はもっと甘美な美味しいものがあるかもしれないのに、それらを食べる機会を失っているんだよ、という事です。

 

それは人によって異なると思いますが

例えば

自分で働いて

頑張ったからこそ手に入るものとか

自由

充足感

人間関係

挫折する事や失敗する事は

あるかもしれないけど

そこから考えたり立ち上がって

身につけた自分の力

自分の人生を生きていると思える事など

 

 



 

自分は、親のすねをかじり続けている。

 

衣食住は保証されてるし

お金は手に入るし楽!

でもなんか虚しい、空虚感

 

そう感じたら

「お金」じゃなくて

本当は親から何がもらいたかったのか

 

自分の人生と引き換えにしてまで

親を憎しみながらも

執着しているのはなぜなのか

 

そういったところに

目を向けてみることをおすすめします。

 

 

 

また、無意識は怖いなと思うのが

「親のすねをかじる」と決めている人は

自分が

社会的に自立してしまったら

すねをかじる立場にいられなくなるので

●自分で自分の能力を抑圧したり

●健康を損なったり

自分をダメにしていく事があります。

 



 

自分ではそれが何なのか整理できない

親のすねかじりは楽なんだけど苦しい

止めたいのに止められない

 

そんな方は、心理セラピーを

受けてみるのもひとつの手段ですよ。

 

ではでは!

 

 

 

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